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医療、健診データのNFT化 実証実験の実施

実績最新情報


– 医療、健診データもついにNFT化 –  

ラブロック、医療福祉クラウド協会とヒューマンズデータとともに健診データのNFT化による

スマートコントラクトの実証実験を実施。健康データの安全な利活用を目指す

2022年10月26日

ラブロック株式会社

 

ラブロック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:永田圭 以下ラブロック)は、健康データのセキュアな状態で取引・利活用を目指し、特定非営利活動法人 医療福祉クラウド協会(本社:東京都文京区、理事長:御園慎一郎 通称MeWCA 以下医療福祉クラウド協会)およびヒューマンズデータ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:長瀬嘉秀 以下ヒューマンズデータ)と連携し、健康データのNFT化によるスマートコントラクトに関する実証実験を行いました。

 

■実証実験の背景・目的

ブロックチェーンは、データをその中に格納することで、保存されたあらゆるデータを改ざんから守り、安心・確実にやり取りすることができる画期的なソフトウェア技術です。NFT(Non-Fungible Token;非代替性トークン)は、従来暗号資産など数で表現できる(Fungible;代替可能)対象に使われていたブロックチェーンを、より一般的な、一つ一つがユニークな(Non-Fungible;代替不可能)対象にも適用可能にするために拡張する最新技術になります。

ラブロックは、日本人技術者によりブロックチェーンやNFTを扱うことのできるRablock、およびRablock-NFTソフトウェアを開発しており、純国産ブロックチェーンプラットフォームを擁する数少ないソフトウェアベンダーの一つです。またサポート体制も国内で完結しており、日本国内のあらゆるセンシティブなデータを扱うための条件を整備して来ました。

ヘルスケア・医療の分野において、少子高齢化は、現在日本を含む先進国で喫緊の課題であり、深刻な社会医療財政の悪化の要因となっています。また個々人にとっても独居高齢化に伴う健康不安に直面しています。今、「健康でより長く生きる」という健康寿命は、社会課題の重要なテーマとなっており、そのためにDX(デジタルトランスフォーメーション)をはじめとしたIT技術による技術革新が、医療の分野でも大変注目されています。

こうした社会課題を解決するために、AI等最新技術を使った予防医学研究、高度な保険商品開発、健康保険組合が推進する数値に裏付けされた実効性ある健康増進活動、健康維持増進と介護予防を中心とするヘルスケアサービス等、今後大きく期待されています。一方、医療データが標準化されておらず、また改ざん不能で確実な信頼性が高い経年データが十分整備されていないことから、医療データの相互運用性、医療データを活用した便益の還元を大きく阻害しています。

ラブロックは、ブロックチェーンやNFT技術を活用して、あらゆるデータの信頼性を高めていくことをミッションとすることから、ヒューマンズデータの、医療データの利活用に向け、フォーマットの統一と共に「① 安心・確実な手段で標準化された信頼性の高い医療情報のやり取りができる」ことと、「②被験者の主体的な意思のもとで医療情報の利活用を行える 安心・確実な手段で標準化された信頼性が高いデータのやり取りができる(スマートコントラクト)」ことが必要だとの考えに賛同し、これを支援することに致しました。

今回、医療データの利活用に向けた実証実験の第1弾として医療福祉クラウド協会とヒューマンズデータと連携し、被保険者の医療データをNFT化し、ブロックチェーンに保存する事でNFT化およびポイント換算によるスマートコントラクトに対する実証実験を行いました。

※ヒューマンズデータは、これらを実現するためのテクノロジーとしてブロックチェーンおよびNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)技術を活用した、医療分野に関する高信頼データ取引システムおよび高信頼データ取引法に関する特許を取得しています(平成31年3月29日 特許第6830719号 現在海外でも申請中)。

■実証実験の概要

2022年4月、ラブロックは、医療福祉クラウド協会とヒューマンズデータと連携し、実験に同意を得た被験者10名に対して、開発した専用の実証実験アプリケーションを通じて健康データを入力してもらいました。入力されたデータは医療情報関連の標準規格データベースであるHL7 FHIR(以下FHIR)に格納され、ブロックチェーンに登録されます。ブロックチェーンに登録された被験者の健康データは、開発したNFT化システムにより1日1回NFT化され、ブロックチェーンに登録されたデータのハッシュ値と登録先URLの組をさらに3つ束ねたものを、NFTとしてブロックチェーンに登録しました。

<図1 アプリケーションデータ入力画面>
<図2 NFT化された健診データ>

NFT化された医療データは、Token Taxonomy Framework(TTF)および医療情報NFT定義に準拠したデータ形式でブロックチェーンに格納することで、本質的にブロックチェーンの実装に影響されない形で格納され、改ざんなどの影響を受けた状態では正しくデータの取引を行う事ができない設計となっています。本実証実験ではデモ的に被験者の健康NFT1件あたり1ポイントとして、ポイントを消費して取引が行われる実験を行いました。取引結果はNFTに記録され、正しくデータのやり取りが記録されている事が確認できました。

 

<図3 NFTポイントを利用したポイント交換手続き>

■実証実験の結果・今後の取り組みについて

今回の実証実験の結果、10名の被験者から合計90件のNFTが生成され、当該健康データについて仮に設定したポイント同等物と取引が確実に行われることを確認しました。また、実証実験の結果、ブロックチェーンにFHIRデータベースに保存された健康データのハッシュ値などを持たせることにより、万が一データが改ざんされても、その検知ができることを証明しました。またNFT化においては、ブロックチェーンの業界プレイヤー等が集うInter Work Allianceが策定するTTFに準拠し、将来異なるブロックチェーン間でもデータを相互運用が可能とし、医療データをNFTとして技術的に取り扱うことができることを証明しました。今後、より大規模な医療データの取り扱いやデモ的なトレードだけではなく実際の医療データのトレードによるスマートコントラクトの実現等、ビジネス化に向けた取り組みを一層進めてまいります。

 

■ラブロックについて

Rablock(ラブロック)とはRapid system development platform based on blockchain technologyに由来します。私たちは、ブロックチェーン技術を土台とし、かつ素早く開発できるプラットフォームを提供する事を目指しています。

「ブロックチェーン技術で、社会変革を起こす。」をミッションとして、改ざんのない社会から、嘘のない社会、そして信頼できる社会へ。システムの基盤をブロックチェーン技術にすることで、実現していきます。

 

■会社概要

会社名:ラブロック株式会社 (英名: Rablock Co., Ltd.)​

所在地:〒107-0062 東京都港区南青山2-2-15 ウィン青山942

代表者:代表取締役CEO 永田 圭

URL:https://www.rablock.co.jp/

業務内容:国産ブロックチェーンエンジン「Rablock」の開発、提供および各種ブロックチェーンシステムの導入およびコンサルティング等

本リリースに関するお問い合わせはWebサイト(https://www.rablock.co.jp/)内のお問い合わせまでご連絡ください。

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